問題4　憲法・要指導医薬品指定差止請求事件　 正解「2」

（最判令3．3．18）からの出題。＜初出題＞

1【妥当でない】（最判令3．3．18）＜初出題＞

「十分尊重に値する」が×。

「保障されている」にすると〇。

憲法22条1項は、職業選択の自由だけじゃなくて、職業活動の自由も保障している、という判例があります。

2【妥当】（最判令3．3．18）＜初出題＞

選択肢の通り。

規制の目的・必要性・内容などについて検討・考量する（判断する）のは、まずは立法府（国会）に権限と責務（責任・義務）があって、規制の内容や必要性・合理性については、立法府の判断が合理的裁量の範囲にとどまる限り（納得できる範囲の規制だったら）、裁判所は尊重するべき、という判例があります。

3【妥当でない】（最判令3．3．18）＜初出題＞

全文が×。

この規制は、職業選択の自由そのものに制限を加えるものではなく、職業活動の内容・態様（仕事内容）に対する規制で、制限の程度が大きいということもできない、という判例があります。

4【妥当でない】（最判令3．3．18）＜初出題＞

全文が×。

選択肢の内容は、この判例では言及されていません。

5【妥当でない】（最判令3．3．18）＜初出題＞

全文が×。

選択肢の内容は、この判例では言及されていません