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令和3年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題9 行政法・行政裁量 正解「1」

ア【妥当】(最判平5.3.16)<初出題>

選択肢の通り。

教科書検定の審査・判断は、色々な観点から行われる専門的な判断だから、文部大臣(今は文部科学大臣)の合理的な裁量(納得できる判断)に任せている、という判例があります。

 

イ【妥当でない】(最判昭52.12.20)<初出題>

「事実認定に拘束される」が×。

「事実認定に拘束されない」にすると〇。

憲法76条3項にある通り、裁判所(裁判官)が拘束されるのは「憲法」と「法律」だけなので、懲戒権者が行った事実認定には拘束されません。

事実認定の例:「Aは、〇月×日に飲酒運転をしたから、懲戒免職処分」と懲戒権者が判断した場合の「Aは〇月×日に飲酒運転をした」が事実認定に該当します

判例でも、「裁判所は、懲戒権者が行った事実認定に拘束される」という判断はしていません。

 

ウ【妥当】(最判平25.4.16)<初出題>

選択肢の通り。

水俣病の認定は、水俣病の罹患の有無(実際に水俣病になったかどうか)という客観的な事実を確認する行為なので、この点についての処分庁の判断に裁量はない、という判例があります。

 

エ【妥当でない】(最判平24.2.28)<初出題>

「客観的に定まるものであるから~認められない」が×。

「客観的に定まるものではないから~認められる」にすると〇。

「最低限度の生活」は抽象的で相対的な概念、という判例があるので、最低限度の生活は客観的に決まっているものではありません。

また、最低限度の生活を維持する上で、高齢が原因になる特別な需要があるかどうかを判断するには、厚生労働大臣に裁量権がある、という判例があります。

 

オ【妥当でない】(最判平18.2.7)<H20、問23、肢2>

「ついては、集会の自由の保障の趣旨に鑑み、これを許可しなければならない」が×。

「ついても、使用を拒否できる」にすると〇。

学校施設(例:体育館・教室)の目的外利用を許可するかどうかは、原則として、管理者(例:校長先生)に裁量があるので、学校教育上支障がなくても、使用許可をしないこともできる、という判例があるので、支障がなくても使用を拒否できます。

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