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令和3年度(行政書士試験 過去問の解説)
1【妥当でない】(最判昭56.1.27)<H30、問43>
「変動したとしても~許されないから」が×。
「変動した場合~許されるが」にすると〇。
地方公共団体が、一定内容の継続的な施策(工場の誘致)を決定した後で、社会情勢が変わった(工場反対派の村長が選挙で勝った)場合、施策を変更することはできるけど、地方公共団体が損害の補償をしないで施策を変更することは、やむをえない事情でない限り、当事者間の信頼関係を不当に破壊する違法性がある、という判例があります。
2【妥当でない】(最判昭62.10.30)<H24、問8、肢3>
「場合であっても~違法となることはない」が×。
「場合は~違法となることがある」にすると〇。
特別の事情がある場合は、課税処分について、信義則の法理を適用するかどうかを考えるべき、という判例があるので、特別の事情があれば、課税処分が信義則の法理に反して違法となることがあります。
3【妥当でない】(最判昭53.5.26)<初出題>
「であっても~違法とされることはない」が×。
「であった場合、当該処分は違法とされる」にすると〇。
行政権の著しい濫用があった処分(個室付浴場業(トルコぶろ)の規制を目的にされた公園の設置認可処分)を、違法と判断した判例があります。
4【妥当】(最判平19.2.6)<初出題>
選択肢の通り。
普通地方公共団体に対する債権に関する消滅時効の主張が、信義則に反して許されないとされる場合は、極めて限定されるというべき、という判例があります。
債権の例:原爆被害者に対する健康管理手当
5【妥当でない】(最判昭50.2.25)<H27、問9、肢2>
「行うことで足り~負うことはない」が×。
「行うことでは足りず~負うこともある」にすると〇。
国には、国家公務員に対する安全配慮義務がある、という判例があるので、国家公務員が仕事中に死亡した場合、安全配慮義務違反に基づく損害賠償責任を負うことがあります。
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