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令和2年度(行政書士試験 過去問の解説)
正解「ア⇒20、イ⇒8、ウ⇒17、エ⇒1」
(最大判昭43.12.4)からの出題。
ア【20:使用者】<初出題>
1段落目の「その強者である【ア】との交渉」がヒント。
「その強者=社会的・経済的強者」なので、「労働者(弱者)と【ア】(強者)」との交渉ということになります。
労働者が交渉する相手は、雇い主になるので、空欄アには「使用者」が入ります。
イ【8:政治活動】<初出題>
1段落目最後の「その目的達成に必要な【イ】や社会活動」がヒント。
「【イ】や社会活動」とあるので、空欄イには「〇〇活動」が入ることが予測できます。
候補には「8:政治活動」「12:経済活動」「15:公益活動」の3つがありますが、2段落目は選挙(政治)の話なので、空欄イには「政治活動」を入れると、1段落目と2段落目の話がつながります。
ウ【17:利益代表】<初出題>
2段落目最初の「労働組合が~その【ウ】を議会に送り込むための選挙活動」がヒント。
「労働組合が【ウ】を議会に送り込む」という内容なので、空欄ウには「労働組合の代表」という意味の語句が入ることが予測できます。
候補には「2:過半数代表」「7:地域代表」「11:職能代表」「16:純粋代表」「17:利益代表」の5つがありますが、この中で「労働組合の目的(利益)を実現するための代表」という意味で「17:利益代表」を入れるのが適切な語句となります。
エ【1:統制】<H24、問7、肢1>
2段落目後半の「組合の組合員に対する妥当な範囲の【エ】権の行使」がヒント。
ヒントの前の文章に「組合の~目的を達成するため、立候補を思いとどまるよう勧告または説得する」とあるので、組合が、組合員に対して、立候補をしないように説得することで、組合員をコントロールするという内容になるので、コントロールに近い意味を持つ「統制」を入れるのが適切な語句となります。
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