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令和2年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題7 憲法・第三者没収に関する判例 正解「4」

密輸しようとした被告人(密輸人)が捕まった際に、密輸船にあった第三者の所有物(被告人とは別の人の所有物)が一緒に没収された事件についての判例です。

 

ア【正しい】(最大判昭37.11.28)<初出題>

選択肢の通り。

第三者の所有物を没収する場合、その第三者にも告知、弁解、防禦(防御)の機会を与えることが必要で、その機会を与えないで没収することは、適正な法律手続をしないで財産権を侵害することになる、という判例があります。

 

イ【正しい】(最大判昭37.11.28)<初出題>

選択肢の通り。

第三者の所有物の没収を言い渡された被告人は、それが被告人に対する附加刑(おまけの刑罰)である以上、没収するという裁判は違憲だということを理由に上告できる、という判例があります。

 

ウ【正しい】(最大判昭37.11.28)<初出題>

選択肢の通り。

被告人は、没収されてその物の所有権がなくなった第三者から賠償請求等をされる危険があるなど、利害関係があることは明らかだから、上告して救済を求めることができる、という判例があります。

 

エ【誤り】(最大判昭37.11.28)<初出題>

「不利益を蒙ってはいない」が×。

「不利益を蒙っている」にすると〇。

選択肢ウにある通り、被告人自身も、第三者の所有物が没収されることで、第三者から賠償請求等をされる可能性があるなど、現実の具体的不利益を受けています。

※ 蒙っているは「こうむっている」と読みます。「被っている」と同じ意味です

 

オ【誤り】(最大判昭37.11.28)<初出題>

「侵害されていない」が×。

「侵害される」にすると〇。

第三者の所有物の没收は、被告人に対する附加刑として言い渡されて、その刑事処分の効果が第三者に及ぶ、という判例があるので、没収の裁判で第三者の所有権は侵害されます。

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