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平成28年度(行政書士試験 過去問の解説)
1【誤っている】(最大判昭53.10.4)<H25、問9、肢2>
「法務大臣の判断は~裁量権の範囲を越える違法なものとなる」が×。
「法務大臣の判断は~裁量権の範囲を越える違法なものとならない」にすると○。
法務大臣が、日本にとって好ましくない政治活動をした外国人に対して、将来日本の利益を害する行為をする可能性があるとして、在留期間の1年間の更新を認めなかったとしても、裁量権の範囲を越える違法なものではない、という判例があります。
2【正しい】(最判平8.3.8)<H24、問26、肢5>
選択肢の通り。
宗教上の理由で、体育の時間に剣道をすることを拒否した生徒に対して、レポートの提出など別の方法を検討せずに、校長がした留年・退学処分は、裁量権の範囲を越える違法なものとなる、という判例があります。
3【正しい】(最判昭46.10.28)<初出題>
選択肢の通り。
個人タクシーの免許について、6630人の応募の中から983人を選ぶときは、具体的な審査基準を決めて公正に審査をするために、申請者の意見を聞く機会をつくるべきで、それをしなかったときは、申請者の利益を侵害したとして、却下処分は違法になる、という判例があります。
4【正しい】(最判平4.10.29)<H25、問17、肢3・4>
選択肢の通り。
原子炉設置許可処分の取消訴訟では、原子力委員会などの判断に問題があって、行政庁がその判断を基に処分をしたと認められるときは、行政庁の判断に不合理な点があるので、原子炉設置許可処分は違法になる、という判例があります。
5【正しい】(最判昭52.12.20)<H24、問26、肢3>
選択肢の通り。
裁判所が、公務員に対する懲戒処分の適否を審査するときは、裁判所が懲戒権者と同じ立場になったらどんな処分をしたかと考えるのではなくて、懲戒権者がした処分が、裁量権を濫用したと認められるときだけ違法と判断すべき、という判例があります。
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