問題21　行政法・住民訴訟　正解「3」

ア【誤】＜H26、問22、肢1＞

「許される」が×。

「許されない」にすると○。

住民監査請求と住民訴訟は、両方とも「住民」でなければできません。

【参考】地方自治法242条の2第1項

普通地方公共団体の住民は～、前条1項の規定による請求（住民監査請求）をした場合において、～裁判所に対し、同条1項の請求に係る違法な行為又は怠る事実につき、訴えをもって次に掲げる請求をすることができる。 

イ【正】＜H22、問24、肢エ＞

選択肢の通り。

住民訴訟は、地方裁判所でやります。

【参考】地方自治法242条の2第5項

1項の規定による訴訟（住民訴訟）は、当該普通地方公共団体の事務所の所在地を管轄する地方裁判所の管轄に専属する。

ウ【正】＜H22、問24、肢ウ＞

選択肢の通り。

Ａが住民訴訟をしてたら、Ｂが同じ内容の住民訴訟を別にすることはできません。

【参考】地方自治法242条の2第4項

1項の規定による訴訟（住民訴訟）が係属しているときは、当該普通地方公共団体の他の住民は、別訴をもって同一の請求をすることができない。

エ【誤】＜H18、問42、肢ア＞

「機関訴訟であり」が×。

「民衆訴訟であり」にすると○。

住民訴訟は、民衆訴訟の一種です。

機関訴訟は、行政ＶＳ行政の裁判。