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平成26年度(行政書士試験 過去問の解説)
1【妥当でない】(最判平5.9.10)
「完了によっても失われない」が×。
「完了によって失われる」にすると○。
都市計画法の市街化区域内の開発許可の取消しを求める利益は、開発公示が完了したら消滅する、という判例があります。
市街化区域は、まちづくりを進める区域のことです。(例:建物をどんどん建てる)
市街化区域の他に、市街化調整区域というものもありますが、市街化調整区域はまちづくりを進めない区域のことです。(例:建物は原則建てられない)
※ 最判平27.12.14の判例追加に伴い、問題文の「都市計画法に基づく開発許可」⇒「都市計画法に基づく市街化区域内の開発許可」に変更
2【妥当でない】(最判平21.11.26)
「満了したとしても失われない」が×。
「満了したら失われる」にすると○。
市立保育園を廃止する条例の取消しを求める利益は、原告の子どもが保育園に通う年齢じゃなくなったら消滅する、という判例があります。
3【妥当】(最判平14.2.28)
選択肢の通り。
公文書を非公開にした決定の取消しを求める利益は、その公文書が裁判で証拠として提出されても消滅しない、という判例があります。
4【妥当でない】(名古屋地判平5.2.25)
「完了によっても失われない」が×。
「完了によって失われる」にすると○。
土地収用法の明渡裁決の取消しを求める訴えの利益は、代執行が完了したら消滅する、という判例があります。
5【妥当でない】(最判平17.9.27)
「失われたときでも失われない」が×。
「失われたときは失われる」にすると○。
衆議院選挙の無効を求める利益は、裁判を始めた後で衆議院が解散されたら消滅する、という判例があります。
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