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平成22年度(行政書士試験 過去問の解説)
1【誤】
「国民に対して公にしなければならない」が×。
「公にする義務はない」にすると○。
通達は組織内での命令文書なので、国民に公開する義務はありません。
もちろん、公開しても何の問題もありません。
2【正】
選択肢の通り。
いい意味でも、悪い意味でも「特別扱い」をしたら、通達レベルでも違法になる可能性があります。
3【誤】(最判平19.11.1)
「通達は~国家賠償法1条1項の「公権力の行使」にはあたらない」が×。
「あたる」にすると○。
実際に国家賠償請求を認めた判例があります。
通達をつくる担当者には、慎重に検討するという職務上の注意義務があるので、これに違反してテキトーに違法な通達をつくりそのせいで迷惑する人がいたら、国家賠償請求できます。
4【誤】
「当該通達で示された法令解釈に拘束される」が×。
「拘束されない」にすると○。
国民ですら縛られない通達に、裁判官が縛られる。
そんなことあるわけがありません。
裁判官が拘束されるのは「憲法と法律だけ」と憲法に明記されています。
【参考】憲法76条3項
すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される。
5【誤】
「直接の関係はない」が×。
「直接の関係がある」にすると○。
公務員は、通達に縛られます。
例えば、通達で「来週から土日も勤務」と言われたら、従う義務があります。
従わないと、命令違反となり懲戒処分などの対象になるというのが通説です。
よって「通達に反する行為=命令違反=職務上の義務違反」です。
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