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平成19年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題4 憲法・政治的行為 正解「5」

1【基づいているとはいえない】

「行政権はすべて内閣に属する」が×。

「行政権は内閣に属する」にすると○。

「すべて」とは憲法に書かれていません。

もうひとつ付け加えると、「質的に異なる」意見では全くありません。

 

【参考】憲法65条

行政権は、内閣に属する。

 

2【基づいているとはいえない】

内閣と一般行政の質的な違いについて、どこにも書かれていません。

 

3【基づいているとはいえない】

これも、内閣と一般行政の質的な違いについて書かれた選択肢ではありません。

 

4【基づいているとはいえない】

「国会」の話になってしまっています。

この問題は、あくまでも「内閣と一般行政」の話です。

 

5【基づいている】

選択肢の通り。

「行政各部の政治的中立性と内閣の議会に対する政治責任の問題は別」がポイント。

「行政」と「内閣」の違いについて書かれている唯一の選択肢です。

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