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最判平17．3．10
抵当権に基づく妨害排除請求権と抵当不動産の明渡し
＜判事事項＞（争点）
抵当権に基づく妨害排除請求権を行使する際に、抵当権者が、直接自分に抵当不動産の明渡しを請求できる場合。
【参考】判事事項（原文）
２ 抵当権に基づく妨害排除請求権の行使に当たり抵当権者が直接自己への抵当不動産の明渡しを請求することができる場合
＜裁判要旨＞（結論）
抵当不動産の占有者に対して、抵当権に基づく妨害排除請求権を行使する際に、抵当不動産の所有者が、抵当権に対する侵害が起きないように抵当不動産を適切に維持管理することが期待できない場合、抵当権者は、占有者に対して、直接自分に抵当不動産の明渡しを請求できる。
【参考】裁判要旨（原文）
２ 抵当不動産の占有者に対する抵当権に基づく妨害排除請求権の行使に当たり，抵当不動産の所有者において抵当権に対する侵害が生じないように抵当不動産を適切に維持管理することが期待できない場合には，抵当権者は，当該占有者に対し，直接自己への抵当不動産の明渡しを求めることができる。
＜判決理由＞（理由）
「裁判要旨」と同じ文章なので省略しました。
【参考】判決理由（原文）
「裁判要旨」と同じ文章なので省略しました。
＜過去問の出題履歴＞
令和6年度、問題30、選択肢4
平成29年度、問題31、選択肢2
平成22年度、問題30、選択肢オ
＜裁判所ホームページ＞（外部リンク）
「最判平17．3．10」の裁判例情報
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