行政書士試験専門の個別指導(通学・通信)。オリジナル教材の通信販売。

行政書士試験対策専門スクール

ステップアップファースト

〒400-0016 山梨県甲府市武田2丁目6-23

JR甲府駅北口から徒歩7分

受付時間:11:00~20:00(平日)

055-215-2059

最大判昭35.12.7

村長の解職投票と後任村長の行政処分の効力

<判事事項>(争点)

村が吸収合併でなくなった後に、合併前に行われた村長の解職投票の効力について、訴えの利益はあるのか、ないのか。

【参考】判事事項(原文)
 村が吸収合併によつてなくなつた後における村長解職賛否投票の効力に関する訴の利益。

<裁判要旨>(結論)

合併前に行われた村長の解職投票の効力は、村が吸収合併でなくなった後は、訴えの利益はない。

【参考】裁判要旨(原文)
 村長解職賛否投票の効力に関する訴は、右村が吸収合併によつてなくなつた後においては、その利益がなくなつたものと解すべきである。

<判決理由>(理由)

村が廃止されたので、もし上告人(元村長)が裁判に勝って、村長の解職投票の無効が宣言されても、既に回復する地位(村長の地位)は存在しないから。

【参考】判決理由(原文)
 a村が前記のごとく廃止され、たとえ上告人が本訴において勝訴して、右賛否投票の無効が宣言されても、既にその回復すべき地位の存在しないこととなつた(後略)

<+α>

もし村長の解職投票の無効が宣言されても、投票が有効なことを前提として、それまでの間に行われた後任村長の行政処分は無効とはならない(後略)

【参考】+α
 たとえ賛否投票の効力の無効が宣言されても、賛否投票の有効なことを前提として、それまでの間になされた後任村長の行政処分は無効となるものではない(後略)

<過去問の出題履歴>

令和5年度、問題8、選択肢イ

<裁判所ホームページ>(外部リンク)

「最大判昭35.12.7」の裁判例情報

行政書士通学講座の個別受講相談(無料)を随時実施しています。

  • 行政書士試験に合格するために何をどう勉強すればいいのか迷っている方

  • 今の勉強を続けても行政書士試験に合格できる気がしない方

  • 行政書士試験に合格するためには基礎から学び直す必要があると考えている方

  • 行政書士試験の記述式の解答用紙を埋められない方

  • 独立に向けて行政書士試験に合格したいけれど、足踏みが続いている方

  • 初めて法律を勉強するので何から手をつければいいのか判断がつかない方

ステップアップファーストは、行政書士試験に合格するために、受講者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの試験対策を行う「個別指導」にこだわった行政書士試験対策専門スクールとして、10年間で多数の合格者を送り出してきました。

 

行政書士の資格取得を考えている方が、安心して行政書士通学講座を受講いただけるように、個別の受講相談(無料)を随時実施しています。

受講前に疑問に思っていること、不安や悩みなど、何でもお気軽にご相談ください。

行政書士試験対策の専門家が、あなたの疑問、不安や悩みを解消いたします。 

詳しくは「個別受講相談(行政書士通学講座)」をご覧ください

代表者(講師)

ステップアップファースト 代表
清水 一嵩(しみず かずたか)

親切・丁寧な対応をモットーとしています。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

電話番号

055-215-2059

所在地

〒400-0016
山梨県甲府市武田2丁目6-23

JR甲府駅北口から徒歩7分

地図

スクール外観

当スクールは、2階の左から2番目の部屋です。

駐車場

駐車場は、建物の隣にあります。
右側が時間貸、左側が月極で、左側の月極の「7番」が当スクールの駐車場です。

サイト内検索

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索
  • ウェブ全体を検索