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平成28年度(行政書士試験 過去問の解説)
恒例の並び替え。
まず注目したいのは「機能性」という言葉。
アとイにあります。
アは「その機能性」、イは「持ち運びしやすいという用を満たした機能性」とあります。
空欄の前には「機能性」という言葉は出てこないので、「その機能性=持ち運びしやすいという用を満たした機能性」です。
「その」は、それより前に出てきた言葉を言い換えるときに使うので、順番は「持ち運びしやすいという用を満たした機能性⇒その機能性」になります。
(「イ⇒ア」の順番)
この段階で、「イ⇒ア」の順番になっている選択肢は「2」か「5」の2つなので、正解はこの2つのどちらかに絞られます。
「2」と「5」の違いは、ウとオの順番なので、どちらが先に来るのかを考えます。
ウは最初が「確かに」、オは最初が「しかし」と書いてあります。
「確かに」と「しかし」は、「確かに○○。しかし、××。」という順番で使うことが多いので、シンプルに「ウ⇒オ」と考えればOKです。
この文章が文章理解の問題になっている以上、「確かに」や「しかし」の使い方は、ふつうの使い方をしていると考えられるので。
これで、正解が「2」に絞れました。
念のため、「2」の順番で文章を読んでみて、問題がないかどうかを確認します。
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