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平成24年度(行政書士試験 過去問の解説)
1【妥当】
選択肢の通り。
ビール3社は「キリン・アサヒ・サッポロ」、乗用車3社は「トヨタ・日産・ホンダ」携帯3社は「ドコモ・KDDI・ソフトバンク」。どの業界も、3社でシェア60%超です。
2【妥当でない】
「コンツェルン」「禁止されている」が×。
「トラスト」「禁止されていない」にすると○。
選択肢はトラストについての説明です。
トラストは、独禁法では「原則⇒OK、過度なトラスト⇒禁止」です。
3【妥当でない】
「企業の経営環境の悪化~認められることとなった」が×。
×の部分を削除すると○。
カルテルは、いまも原則として禁止されています。
4【妥当】
選択肢の通り。
いまは、持ち株会社を設立できます。
「~ホールディングス」ってやつです。
「セブン&アイ・ホールディングス」「ヤマトホールディングス」などがあります。
5【妥当でない】
「与えられていない」が×。
「与えられている」にすると○。
公正取引委員会は、自分で行為の差止めなどの行政処分をすることができます。
【参考】独占禁止法7条1項
3条又は前条の規定に違反する行為があるときは、公正取引委員会は、8章2節に規定する手続に従い、事業者に対し、当該行為の差止め、事業の一部の譲渡その他これらの規定に違反する行為を排除するために必要な措置を命ずることができる。
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