問題19　行政法・国家賠償法　正解「4」

1【矛盾しない】

文章後半に「管理者の予測しえない事由でない～責任を免れることができない」とあり、選択肢に「管理者の予測しえない事由～責任が認められない」とあります。

どちらも同じ内容なので、矛盾はありません。

2【矛盾しない】

文章前半に「物的施設自体に存する物理的、外形的な欠陥」とあり、選択肢に「物的施設自体に物理的・外形的な欠陥」とあります。

どちらも同じ内容なので、矛盾はありません。

3【矛盾しない】

文章後半に「利用者又は第三者に対して現実に危害が生じた～責任を免れない」とあり、選択肢に「利用者又は第三者への損害がなければ～責任は認められない」とあります。

どちらも同じ内容なので、矛盾はありません。

4【矛盾する】

文章後半に「利用者又は第三者に対して現実に危害が生じた～責任を免れない」とあり、選択肢に「第三者に対して危害が生じた場合には～責任が生じる余地はない」とあります。

文章では「第三者に対しても責任を免れることはできない」とありますが、選択肢では「第三者に対しては責任が生じることはない」と逆のことを言っています。

これは、明らかに矛盾しています。

5【矛盾しない】

文章前半に「設置・管理の瑕疵あり＝施設に瑕疵なし＋営造物の利用に危険性あり」とあり、選択肢に「営造物の利用に危険性あり＋物理的な瑕疵なし＝設置・管理の瑕疵あり」とあります。

順番は逆ですが、どちらも同じ内容なので、矛盾はありません。