平成30年度（行政書士試験 過去問の解説）
問題54 一般知識・防犯カメラ 正解「2」
ア【妥当でない】＜初出題＞
全文が×。
防犯カメラを設置するのに、行政の許可はいりません。
ただし、防犯カメラの設置には届出が必要、という条例がある市町村はあります。（例：千葉県市川市）
イ【妥当】＜初出題＞
選択肢の通り。
防犯カメラの映像が、情報公開条例や個人情報保護条例で保護される対象になっている地方自治体もあります。（例：神奈川県川崎市）
ウ【妥当】（大阪地判平6．4．27）＜初出題＞
選択肢の通り。
裁判所が、警察が設置した防犯カメラの撤去を命じた判例があります。
エ【妥当でない】＜初出題＞
全文が×。
市町村が公の場所（例：道路）に防犯カメラを設置するには、法律の根拠に基づく条例が必要、という決まりはありません。
オ【妥当】＜初出題＞
選択肢の通り。
図書館で防犯カメラを設置する場合に、どこに防犯カメラがあるのか明示して、撮影されることを知らせることが必要、というルールがある地方自治体はあります。（例：熊本県立図書館）
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