令和3年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題59 一般知識・文章理解 正解「2」

語句の穴埋め問題なので、空欄に入る語句を絞りやすい空欄から考えていくと、スムーズに解けることが多いです。

 

まず、空欄Ⅲの前後の文章を見ると「あらゆるいじめに対する【Ⅲ】策」とあるので、「【Ⅲ】策」は、どんないじめにも効果がある策、と考えられます。

 

それを踏まえて、選択肢1~5の語句を見ると「一般」「万能」「弥縫」とありますが、この中で、どんないじめにも効果がある策、という語句になりそうなのは「万能」なので、空欄Ⅲには「万能」が入ると検討をつけます。

 

そうすると、空欄Ⅲに「万能」が入るのは選択肢2だけなので、選択肢2が正解になると考えられます。

 

あとは、時間があれば、選択肢2にある語句を、各空欄に当てはめて前後の文章を読んでみて、つながりがおかしくないかを確認します。

 

選択肢2の語句で、各空欄の文章はおかしくなさそうなので、選択肢2が正解となります。

 

ちなみに、空欄Ⅲの語句の中にある「弥縫」は「びほう」と読みます。

意味は、失敗や欠点を一時的に取り繕うこと、となるので、弥縫策は「一時しのぎの策」という意味になります。

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