令和2年度（行政書士試験 過去問の解説）
問題50 一般知識・日本の国債制度 正解「5」
ア【妥当でない】＜初出題＞
全文が×。
建設国債の発行が始まったのは1966年度と、東京オリンピックが開催された後で、目的は、オリンピックの反動不況で少なくなった税収の穴埋めです。
イ【妥当でない】＜初出題＞
全文が×。
特例国債が初めて発行されたのは1965年度です。
また、第二次臨時行政調査会が、増税なき財政再建の方針を掲げたのはその通りですが、第二次臨時行政調査会が発足したのは1981年なので、特例国債が発行された後です。
ウ【妥当でない】＜初出題＞
「国債発行が」が×。
「特例国債発行が」にすると〇。
選択肢ア・イにあるように、国債は建設国債と特例国債がありますが、バブル期に税収が増えて発行されなかったのは「特例国債」で、建設国債は、特例国債が発行されなかった年も発行されました。
1965年以降は、毎年何らかの国債が発行されています。
エ【妥当】＜初出題＞
選択肢の通り。
東日本大震災の復旧のために、2011年度から復興債が発行されています。
オ【妥当】＜初出題＞
選択肢の通り。
2014年度に消費税が8%になった後も、毎年度発行される国債の額は30兆円を超えています。
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