令和2年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題26 行政法・自動車の運転免許 正解「1」

1【正しい】<初出題>

選択肢の通り。

公安委員会は、合議制の機関なので、委員会自体に免許を交付する権限があります。

 

2【誤り】<H19、問10、肢5>

「残っていたとしても~消滅する」が×。

「残っていたら~消滅しない」にすると〇。

違反点数の効力が残っていたら、取消訴訟で勝つとその違反点数が消えるので、訴えの利益があります。

 

3【誤り】<H19、問10、肢3>

「条件」が×。

「期限」にすると〇。

「〇年〇月〇日まで有効」というのは、運転免許の有効期限のことなので、附款のうち「期限」に該当します。

 

4【誤り】<H19、問10、肢1>

「特許」が×。

「許可」にすると〇。

車の運転のように、本来誰でもできることを法律で禁止して、ある条件を満たせば解禁するのは「許可」に該当します。

 

5【誤り】<初出題>

「当たるため」が×。

「当たらない」にすると〇。

都道府県の公安委員会は、国家公安委員会の地方支分部局(出先機関)に該当する、という法律はありません。

なお、都道府県の公安委員会は、都道府県知事の所管なので、内閣総理大臣が都道府県の公安委員会の運転免許交付事務を指揮監督できるかどうかは微妙です。

行政書士通学講座の個別受講相談(無料)を随時実施しています。

  • 行政書士試験に合格するために何をどう勉強すればいいのか迷っている方

  • 今の勉強を続けても行政書士試験に合格できる気がしない方

  • 行政書士試験に合格するためには基礎から学び直す必要があると考えている方

  • 行政書士試験の記述式の解答用紙を埋められない方

  • 独立に向けて行政書士試験に合格したいけれど、足踏みが続いている方

  • 初めて法律を勉強するので何から手をつければいいのか判断がつかない方

ステップアップファーストは、行政書士試験に合格するために、受講者一人ひとりに合わせたオーダーメイドの試験対策を行う「個別指導」にこだわった行政書士試験対策専門スクールとして、10年間で多数の合格者を送り出してきました。

 

行政書士の資格取得を考えている方が、安心して行政書士通学講座を受講いただけるように、個別の受講相談(無料)を随時実施しています。

受講前に疑問に思っていること、不安や悩みなど、何でもお気軽にご相談ください。

行政書士試験対策の専門家が、あなたの疑問、不安や悩みを解消いたします。 

詳しくは「個別受講相談(行政書士通学講座)」をご覧ください