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平成28年度(行政書士試験 過去問の解説)
文章の穴埋めっぽいですが、実は並び替えという紛らわしい問題。
空欄は4つありますが、順番に埋めていく必要はありませんので、入る文章を絞りやすい空欄から解くのがおすすめです。
この問題に関しては、空欄Ⅳから埋めると解きやすいです。
というより、空欄Ⅳだけで正解できる問題でした。
空欄Ⅳの後にある「柳田にはこの言葉がきわめてたいせつなものであった」が大ヒント。
「柳田」と苗字だけになっているので、その前の文章でどの柳田なのかが書いてあるはずですが、各文章を見ると、アに「柳田国男」とあります。
また、「この言葉」は、「想像・想像するという言葉」がア・イ・ウにあります。
「柳田」「この言葉」に対応する「柳田国男」「想像・想像するという言葉」の両方があるのは、アだけです。
そして、空欄Ⅳにアが入る選択肢は「4」だけなので、これが正解です。
念のため、「4」の各文章を空欄に入れて読んでみて、問題がないかどうかを確認します。
<最終手段は使えません>
問題54で書いた最終手段は、この問題では使えません。
その理由は、最終手段を使うと、正解の候補が2つになるからです。(2か5)
このように、最終手段を使っても、正解がひとつに絞れない場合、最終手段では正解にならない可能性が高いです。
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