平成27年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題10 行政法・行政立法 正解「1」

ア【省令】<初出題>

「建築基準法施行規則」がヒント。

建築基準法施行規則は、「国土交通省令」のひとつなので、省令です。

「施行令 ⇒ 政令」「施行規則 ⇒ 省令」です。

 

イ【法規命令】<H19、問42、空欄ア>

「国民の権利義務に関わる」がヒント。

行政と国民の間のルールが「法規命令」で、行政内部のルールが「行政規則」です。

 

ウ【行政規則】<H19、問42、空欄ア>

「国税庁内部で上級機関が下級機関に発する事務処理の取決め」がヒント。

行政内部の話なので、選択肢イにある通り「行政規則」です。

 

エ【執行命令】<初出題>

「法律を実施するための技術的細目を定める」がヒント。

「法律を実施=法律を執行」と連想できたら最高でした。

法規命令は「委任命令」と「執行命令」の2つに分かれます。

委任命令 ⇒ 新しいルールを作る(新たに権利義務を設定)

執行命令 ⇒ 法律を実施するための手続きを作る(法律を実施するための技術的細則)

法律を実施するための細則(細かい規則・手続き)なので、「執行命令」です。

 

選択肢アがわからなくても、選択肢イ・ウ・エがわかれば正解できた問題でした。

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