平成25年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題1 基礎法学・第二段の論理の操作 正解「3」

1問目から「第二段の論理の操作?!何それ?!知らないよ!!」と思考停止に陥った受験生も多かったかもしれませんが、実は「第二段の論理の操作」を知らなくても類推解釈を知っていれば解ける、見掛け倒しの問題。

「次の文章」は読む必要ありません。

 

1【妥当でない】

「反対解釈」が×。

「類推解釈」にすると○。

選択肢に「類似の」とあるので、類推解釈しかないでしょう。

 

2【妥当でない】

「勿論解釈」が×。

「立法者意志解釈」(または「反対解釈」)にすると○。

選択肢に「立法者の意志」とあるのが一応ヒントですが、そんな解釈があることを知らない人も多いはずです。

別に知らなくても問題は解けるので問題ありません。

パス推奨その1。

シンプルに「反対の解釈を下す⇒反対解釈」でもOKです。

 

3【妥当】

選択肢の通り。

選択肢1と同じく、選択肢に「類似の」とあるので、類推解釈で間違いありません。

 

4【妥当でない】

「拡大解釈」が×。

「立法者意志解釈」(または「反対解釈」)にすると○。

選択肢2と同じく、選択肢に「立法者の意志」とあるのがヒントです。

知らない内容の選択肢なので、パス推奨その2。

こちらも、シンプルに「反対の解釈を下す⇒反対解釈」でもOKです。

 

5【妥当でない】

「縮小解釈」が×。

「類推解釈」にすると○。

選択肢1・3と同じく、選択肢に「類似の」とあるので、類推解釈の説明です。

 

選択肢2・4に惑わされずに、選択肢1・3・5で答えを選びたい問題。

 

知らない内容の選択肢はとりあえず飛ばして、知っている選択肢の中で答えを絞れないか考えるのが、行政書士試験の問題を解く鉄則です。

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