平成24年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題10 行政法・附款 正解「5」

行政行為ではありませんが、テストを例にして考えていきます。

 

ア【不確実な】

今度のテストで100点を取ったら、ケータイ買ってあげる。

「今度のテストで100点を取ったら」が条件です。

もちろん、今度のテストの結果は「不確実」です。

 

イ【停止条件】

今度のテストで100点を取ったら、ケータイ買ってあげる。

100点取るまで、「ケータイを買う」という行為が「停止」しています。

こういう条件のことを「停止条件」といいます。

 

ウ【解除条件】

今度のテストで赤点だったら、ケータイを解約する。

赤点だったら、契約が「解除」されてしまいます。

こういう条件のことを「解除条件」といいます。

 

エ【及ぶ】

今度のテストで100点を取ったら、ケータイ買ってあげる。

100点を取れなければ、ケータイは買ってもらえません。

つまり、条件(100点取る)が満たされないと、本体(ケータイを買ってもらう)に影響が「及ぶ」ことになります。

もし「及ばない」場合は、テストの結果に関係なくケータイを買ってもらえます。

 

オ【及ばない】

テストの例だと負担を説明しづらいので、自動車の免許証で説明します。

自動車の運転免許をあげるけど、運転の際はメガネ・コンタクトをすること。

「運転の際はメガネ・コンタクトをすること」が負担です。

この場合だと、運転するときにメガネ・コンタクトをしてなくても運転免許が無効になることはありません。

つまり、負担(メガネ・コンタクト)が満たされなくても、本体(運転免許)に影響は「及ばない」ことになります。

もし「及ぶ」場合は、メガネ・コンタクトをしないと運転免許が取り上げられることになります。

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