平成22年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題50 一般知識・地方公共団体の財政 正解「4」

地方財政の経費には3種類あります。

①義務的経費

必ず必要で、気軽に削れない経費(人件費・公債費・扶助費)

②投資的経費

効果が長期間ある経費(建設費・災害復旧費・失業対策費)

③その他経費

①と②以外の経費(物件費・積立費・繰出金・委託費など)

 

ア【妥当でない】

「投資的経費」の事例。

大規模な運動場を作れば、長期間にわたって利用できる効果があります。

 

イ【妥当でない】

「その他経費」の事例。

職員に支払う人件費は「義務的経費」ですが、委託先に払う経費は「その他経費」です。

 

ウ【妥当】

選択肢の通り。

「義務的経費」の事例。

「元利償還費=借金の元本と利息の返済額(公債費)」です。

 

エ【妥当】

選択肢の通り。

「義務的経費」の事例。

生活保護への給付金は気軽に削るわけにはいきません。

 

オ【妥当でない】

「その他経費」の事例。

下水道工事の費用は「投資的経費」ですが、経営が厳しくなった結果の繰出(税金による穴埋め)は「その他経費」です。

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