平成21年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題1 基礎法学・法規概念 正解「5」

ア【誤】

「法規が「命令」であって」が×。

「法規が「規則」であって」にすると○。

「条令=条例+規則」で、「命令=政令+内閣府令・省令」です。

 

イ【正】

選択肢の通り。

「特別法優先」と「後法優先」は大原則です。

 

ウ【誤】

「規定を改廃することはできない」が×。

「規定を改廃することはできる」にすると○。

「基本法」は、そういう名前がついているだけで普通の法律とランクは同じ。

特別視する必要はありません。

 

【参考】憲法

59条1項 法律案は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。

56条2項 両議院の議事は、この憲法に特別の定のある場合を除いては、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

 

エ【誤】

「違憲審査の対象にならない」が×。

「違憲審査の対象になる」にすると○。

法律だけじゃなくて、その下にある政令や条例もすべて対象です。

 

【参考】憲法81条

最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する終審裁判所である。

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