平成20年度(行政書士試験 過去問の解説)

問題41 憲法・信教の自由

正解「ア⇒19、イ⇒10、ウ⇒15、エ⇒2」

(最決平8.1.30)

 

ア【19:世俗的】

宗教法人の解散命令は、それによって法人格を剥奪し、活動を制限するという「世俗的」なものです。

その宗教の教えがいけないから、解散命令を出したわけではありません。

 

イ【10:宗教的】

解散命令が出たからといって、その宗教の教えがいけないといっているわけではありません。

その宗教団体や信者の「精神的・宗教的」側面には踏み込んでいません。

 

ウ【15:必要】

公益の福祉を害する行為を繰り返させないためには、宗教法人を解散することが「必要かつ適切」であると最高裁は判断しました。

 

エ【2:間接的】

解散の結果、宗教活動に支障が出たとしても、それはあくまでも結果的に起こる「間接的」なものだから、やむを得ないというのが最高裁の考えです。

そもそも、そんなことを起こしたあなたたちの宗教法人に問題があるよね、ということです。

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